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■愛は自立をうながす


我が家のおばーちゃんは、プチぼけになってからなんでもかんでも私に頼るようになってきました。 私は、物忘れはひどいけどまだ意識もしっかりしているし、体も元気なおばーちゃんになんとかもう 少し自立した生活をしてもらえないものかと、思っていました。

そんなある日、おばーちゃんは歩き過ぎて足を痛めてしまいました。痛い足をびっこしながら、 それでも散歩に出かけるおばーちゃんに苛立ちながらも、だんだん心配になり、私は毎日足の湿布を 取り替えていたのですが、その時なんだか愛しい気持になり、何度も何度も足をさすってあげました。 そんな数日がたったある日、いつもなら朝顔をみるなり「朝御飯まだ?」と言ってくるおばーちゃんが、 自分でポットを用意したり、いろいろ仕事をしたりと、とてもしゃきしゃきした様子にびっくりしました。 足を痛めたことで私がおばーちゃんに感じた愛しさがおばーちゃんに通じたのかな。それがおばーちゃんの エネルギーになったのかも。

露草




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