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■困難を克服して行く人


生活環境が十分整っていない場合、人はややもすると不満を表しがちである。家が狭い、 1人部屋がない、自由に物を買うお金がない、休む暇がない・・・。

けれどそういった外的な環境の不便、困難以上に人にとって辛いことは、周囲の人の 自分への批判かもしれない。とりわけ自分自身に非はないと思っている時に、批判された 場合であろう。

通常そんな時、批判されたことに対して感情的になり相手を逆に批判したり、批判しない までも相手を無視したりすることがよくある。しかしながら、そのようなことをすれば、 相手との関係は悪化するか、それ以上の発展は望めない。

ではどのように人の批判に対処すればよいのか?

今良く整備された道路があったとする。ドライバーは安心して運転できるわけである。 しかしながら、でこぼこ道であればドライバーは道路に注意を向け危険を回避しようと する。何故でこぼこ道なのか!と文句を言いたくなるが、文句を言ってもでこぼこは 消えない。目的は道路の先にある目的地であり、そこに安全にたどりつくことである。

人の批判に対処する場合にも同様のことが言えるように思える。人それぞれ育った 環境が異なり、考え方も異なる場合があるために、いろいろな観点で人から批判される ことがある。けれどそんな時、いちいち文句を言っていても仕方がない。人生という 長い道路を通過して最終目的地にたどり着くためには、ドライバーが車を制御する ように、自身の心を制御しなくてはならない。

身に覚えがない批判があったとしても、許せないような批判があったとしても、自分に 対する警告だと真摯な態度で受け止め、これからの人生に活かす姿勢が必要であろう。 いちいち腹をたてたり、反撃にでたりするより、それらを自分の成長のために吸収して 行く大きな心、心の余裕が必要ではなかろうか。

- Paris Paris -






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