■日常生活の中のWHOM(フーム) (82)           (2004年6月17日)

現代社会が必要とするWHY (\) (三数完成の法則から)


過去の時代を振り返ると、国王、皇帝と名称は異なりますが、一人の人間が権力を握る 時代がありました。時代が進み、近代の市民革命により権力が社会全体の構成員に移行し、 民主主義の時代となりましたが、民主主義の時代であってもなお、お金によって特定の人が 権力を握る時代が続きました。しかしながら、現在に至って社会の情勢が大きく転換して きています。大企業の経営者であろうが、政治家であろうが、大学教授であろうが、 自分の思うままに一人で権力を独占したり、身内の者だけが権力を握ったりすることは、 困難となってきています。即ち、社会全体が不正を許さず、透明性を増してきています。 或いは、社会全体が客観性を増して、完成度を高めてきているとも言えます。

私たちが何かを決定しようとする時、自分勝手な、或いは身内の者だけに都合の良い決定を 避けるためにはどのようにするでしょうか。第『三』者の意見を聞くわけです。つまり、 一人だけでは、独善的な決定となるかもしれないし、二人だけでは身内に都合の良い決定に なるかも知れないので、公正で客観的な決定をするためには、第『三』者が必要になります。

WHOMの基本法則の中には 『三数完成の法則』があります。この法則は「全ては3で完成するという法則」で、自然界や 人間社会を見渡せば不思議と『3』という数字で物事が完結している場合が多く見られます。

長い歴史を経た現代社会は完成度を高め、客観性(第『三』者)を重視しています。 このように現代社会の動きに『三数完成の法則』が現われていることがわかると思います。

しかしながら、社会が客観的に物事を見ることができるようになったとしても、そのこと だけでは社会の様々な課題は解決しないでしょう。客観的に正しい目的、構想、ヴィジョン であるWHYが必要になるわけです。

- 人生四苦八苦 -



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