| ■日常生活の中のWHOM(フーム) (80) (2004年6月9日) 現代社会が必要とするWHY (Z) (自由・責任の法則から) 人でも物でも自由があるほど行動する(動く)ことができます。人について言えば、一日の スケジュールをすべて自分で決めることができれば自由に行動できますが、起床は何時、 朝食は何時、家を出て会社に行くのは何時、・・・門限は何時といった具合に、すべてが 誰かによって決められていれば自由に行動することはできません。ものについて言えば、 延長ケーブルの先についているコンセントであれば自由に動かすことができますが、家の壁に 固定されているコンセントを動かすことはできません。 以上のことをよく考えてみると、自由がなければ自分自身の責任を果たすことができないと いうことに気づきます。自由があるからこそ必然的に自分自身の責任が生じ、自分の責任を 果たすことができるとも言えます。 さて、一般的に言えば会社における立場が高かったり、お金がたくさんあったりすれば、 自由な立場を獲得することになります。しかしながら注意しなくてはならないことは、 前述のように自由を得ることによって行動範囲は広がりますが、それだけ責任を果たさ なくては失敗することも有り得ます。自由があればあるほど、大成功することも有り得る でしょうが、逆に大失敗することも有り得ます。 例えば、会社において社長を始めとした経営層は最高の権限を有する立場にあります。ほとんどの 社員は経営層の言うことであれば従わざるをえません。経営層は文字通り会社を「経営」している のであって、誰かに使われている立場ではありません。しかしながら、国内外において経営層の 不正は後を絶たず、自由の度合いが高い経営層が、時として十分な責任を果たしていないことが わかります。また問題がすぐに顕在化しなくても、「問題の先送り」という「責任を果たさない 態度」が、やがて問題を顕在化するわけです。 WHOMの基本法則のひとつである 『自由・責任の法則』は、「人間は、自由意志により自分の“責任”を果たさずに完成することは できない」ことを伝えています。 過去の長い歴史と比較して、自由が保証されるようになった現代社会ですが、自由を得ることが 最終目的ではなく、自由を得た後にそれぞれの立場で責任を果たすことが重要となるでしょう。 何のための自由かを忘れてはいないでしょうか。 現代社会に現れる様々な問題を見るにつけて、自由の目的(WHY)を考えてみる必要があるような 気がします。 - 人生四苦八苦 - より詳細にWHOMについて学ぶことを希望される方は、 セミナーコーナーで紹介されている、 全国各地で開催中の各種WHOMセミナーに参加されることをお勧めします。 WHOMを学ぶことにより、次のようなメリットがあります。 @様々な課題に対して、その原因(動機)にまでさかのぼり本質的な分析が可能となる。 A様々な課題に対して、より全体的な視点から分析することが可能となる。 B公式を習得することにより、自分自身で問題解決の方向性を見出すことが可能となる。 |
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