■日常生活の中のWHOM(フーム) (77)           (2004年1月6日)

現代社会が必要とするWHY (W) (根源唯一の法則から)


「現代社会が必要とするWHY」と題して、今回はWHOM(フーム)が提唱する「基本法則」の中の『根源唯一の法則』の観点で議論を進めたいと思います。この法則は「究極の中心は、必ず一つであるという法則」で、「結果どうしが共通の目的と互換性を持つためには、原因(WHY)が一つでなければならない」とも言えます。この法則をさらに言い換えれば、原因(WHY)が一つでなければ、結果どうしが共通の目的をもてずバラバラになってしまうということです。WHYは目的、動機、或いは根っこ、(基)軸とも言えます。方法、手段であり、外的(周辺)環境でもあるHOWに対する言葉です。

現代社会は人口の増大、交通機関・通信手段の発達、経済・ビジネスのグローバル化などにより巨大化しつつあります。それだけ連携を深めているとも言えるでしょう。

ところで自然界と人間社会では、極めて類似した現象が現れることが多いです。

独楽(こま)が回る時に、軸がしっかりとしていないと独学は安定して回りません。独学が大きければ大きいほど軸がしっかりしていないと、独楽を支えることはできません。また、「独楽の軸」と「軸の周囲」がしっかりと固定されていなければ、独学を回そうと思っても軸だけ空回りします。軸と周囲がしっかり結びついていることが重要となります。

従来のように世界がそれぞれの地域で回転(発展)するのであれば、それぞれの地域の軸があれば済んだかもしれませんが、冒頭で述べましたように好むと、好まざると世界は連携を深めています。そのため、より大きな枠組みでも通用する軸がなければ、世界は回転しなくなるでしょう。軸がいくつもあり、それぞれの軸で回転しようとすると、独楽は破壊するしかありませんが、世界も同様な結果に至ると考えられます。

独楽の軸は目に見える鉄の芯ですが、巨大化した現代社会においては、目に見えない(基)軸であるWHY(目的・動機)がなくては発展が限られてしまうのではないでしょうか。しかも、ある地域に限られた軸や、期間限定の軸では巨大な現代社会を継続的に正しく発展させることは困難となるでしょう。

さらに興味深いことは、独楽が軸を中心に回わり出すと、あたかも静止しているように見えますが、軸を中心に回転すると、動いているものが止まって見えるということです。つまり「動」と「静」という2つの状態が完全にひとつになります。「軸となるWHY」の意義は大変大きいと考えられます。

- 人生四苦八苦 -



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