■日常生活の中のWHOM(フーム) (61)           (2003年7月12日)

信頼と自信 (HOW・WHYの法則、主体・対象の法則から)


WHOM(フーム)の基本法則のひとつに、『HOW・WHYの法則』がある。これは 「完成は、まずHOWが成熟し、WHYと一致することによって成される」という法則である。 ここにおいてHOWとは「方法・手段」を表し、WHYは「目的・構想」を表す。

今回は信頼されるということと、自信をもつということの関係について考えたい。人から信頼され ないことは精神的に大変辛い。逆に人から信頼されることによって、急にやる気が出てくると いうこともある。

では人から信頼されるための要件とは何か。それは信頼されるに足る「心の姿勢」と具体的な 「能力(技術)」であろう。例えば、学校の先生が生徒、或いは生徒の親から信頼されるためには、 まず先生の生徒に対する姿勢(WHY:目的・構想)が重要で、その次に生徒に正しく教える ことが可能な能力(HOW:方法・手段)が必要であろう。いくら生徒思いの先生でも、教科書の 演習問題を解けない先生では生徒は信頼できないし、逆にいくら個人としての能力がすぐれている 先生でも、生徒をばかにしているような先生では生徒は信頼できない。

以上のことをHOW・WHYの法則でまとめたものが、下図のトライアングル(三角形)である。




人から信頼される時は、まずはHOWである「自己の能力」を向上した上で、その能力が、 WHYである「人への変らない愛情」に一致する時である。その時当然ながら、それまで向上して きたHOWに対して自信を深めているであろし、人から信頼されることによりますます自信を深める であろう。

このように「信頼」と「自信」は別々のものではなく相対的な関係にある。信頼関係を結ぶために、 自らの能力を向上させ自信をつけるわけである。信頼関係が主体であり、自信が対象である。 信頼と自信と言う関係に、WHOM(フーム)の『主体・対象の法則: 全ての存在の ルーツは、必ず主体と対象の相対関係から成り立っている』が当てはまる。

そして前述の通り、人から信頼されることによって、やる気が出てくるということを、私達は経験上、 知っている。これもWHOMの『主体・対象の法則』が記すように、主体と対象の関係がしっかりとして いれば(今回のテーマでは信頼関係があれば)力が出るわけである。逆に言えば主体と対象の2つが 相対的な関係を結んでいなければ(今回のテーマでは信頼関係がなければ)、力が出ないわけである。


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