■日常生活の中のWHOM(フーム) (58)           (2003年5月15日)

成功の基本(9) (三数完成の法則から)


「成功の基本」と題して、今回はWHOM(フーム)が提唱する「12の基本法則」の 中の『三数完成の法則』の観点で議論を進めたい。この法則は「全ては3で完成するという法則」 で、自然界や人間社会を見渡せば不思議と『3』という数字で物事が完結している場合が多い。

例えば自然界では、「色の3原色」、「光の3原色」、「物質の3状態(固体・液体・気体)」、 「陸・海・空」、「3大栄養素(たんぱく質・炭水化物・脂肪)」、「支点・力点・作用点」、 「空間座標(XYZ軸)」などがあげられる。

また人間社会においても、「3権分立(立法・行政・司法)」、「知・情・意」、「真・美・善」、 「石の上にも3年」、「3人寄れば文殊の知恵」、「2度あることは3度ある」、「3度目の正直」などが あげられる。

全ては3で完成する理由は、次のトライアングルの法則を用いて説明できる : 完成するために必要な要素として、先ずWHYとしての目的 ・構想があり、次にHOWである材料や方法が必要で、最後にこれらが一致することで存在が 形成される。つまり3つの要素が完成には必要になる。言い換えれば、完成した物の中には この3つに相当する要素を見つけることができる。

繰り返しになるが、『3』という数字はいろいろな場面において意識すればバランス感覚の良い 判断、行動をとることが可能となり、そのことは「成功の基本」につながる。

たとえば、経営戦略を立案する場合に、3C分析というものがある。これは3つのC、つまり、 Customer(顧客)、Competitor(競合)、Company(会社:自社のこと)を深く分析することで 自社の取るべき戦略が見えてくるわけである。どれかひとつのCでも見誤れば経営はうまく 行かないであろう。

また、あることを判断しようとする場合、自分一人であれば勝手な判断をしやすく、また自分と 仲のいい人とだけであれば、やはり自分達に都合のいい判断をしがちになる。そのため、 客観的な判断をする必要があるのであれば、第『三』者の意見を取り入れるべきなのである。


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