■日常生活の中のWHOM(フーム) (53)           (2003年3月27日)

成功の基本(5) (主体・対象の法則、自由・責任の法則から)


困難にぶつかった時、或いは何事もうまく行かず自分に自信を失いさまよう時、最後の砦は 『自分自身ではなく、 期待してくれる誰かがいること』 であると感ずる。

基本法則の中に『主体・対象の法則』がある。これは、「全ての存在のルーツは、必ず主体と対象の 相対関係から成り立っているという法則」である。逆に言えば「主体と対象の2つが常に相対的な関係を結んで いなければ、全ての存在は成り立たない」ということである。

困難があっても、それを克服して成功に至るためには、『主体・対象の法則』から、誰かと交流を持ち、変わらない 気持ちで期待してくれる人との出会いが大きい。逆に誰からも期待されない状況が続くと、自分自身を大切に 扱わなくなり、せっかくの自分の価値を存分に発揮できなくなる場合もある。誰かから期待されて、またその期待に 応えようと懸命に努力を重ねる人と、誰からも期待されずに適当に生きる人との差は明らかであろう。主体と 対象の関係は、その人の生活の密度を決定すると言っても過言ではない。

しかしながら、誰かから期待されるためには、それなりの努力も必要になるであろう。何もしなければ、誰も 振向いてくれない。

WHOMの12の基本法則の中に『自由・責任の法則』がある。これは、「人間は、自由意志により自分の責任を 果たさずに完成することはできないという法則」である。この法則はある意味、自分の責任が要求されている ため、重くのしかかるようにも感ずるが、大切なポイントは『自由意志』により、自分の責任を果たすということで ある。つまり強制ではない。

先程、変わらない気持ちで期待してくれる人との出会いが大きいことを述べたが、このような期待を誰かから 寄せてもらうには、『自由意志』により自分の責任を果たす中で、信頼を得て行くプロセスが大切になる。そして このプロセスこそが、人が人として生涯を生きて行く醍醐味であり、他の無機質な存在や、動植物とは違う ところである。自分が『自由意志』により努力することを通じて、人から信頼を得て、期待される存在となり、 ますます自己の可能性を伸ばし、自己の価値を発揮する。

そして、やがて誰かから『期待される』存在を経て、誰かを『期待する』存在となって行くことが人の成長では ないかと感ずる。 (つづく)


より詳細にWHOMについて学ぶことを希望される方は、 セミナーコーナーで紹介されている、 全国各地で開催中の各種WHOMセミナーに参加されることをお勧めする。

- 人生四苦八苦 -

 

 Copyright(c) 2001 WHY-HOW Institute. All rights reserved.