■日常生活の中のWHOM(フーム) (52)           (2003年3月21日)

成功の基本(4) (トライアングルの法則から)


WHOMの12の基本法則の中でも一番土台となっている法則が 『トライアングルの法則』 である。 『トライアングルの法則』 は、「全ては一つの三角形で説明できる」 というきわめてシンプルでありながら 本質を突いた法則である。数学でも、物理学でもそうであるが、法則というものはシンプルな方がわかり やすく、かつ応用範囲も広いと思う。

例えば何かものごとを達成するという現象をトライアングルで表わした場合、水平移動する「目的・構想 であるWHY」と、エスカレート変化する「材料・方法であるHOW」が一致することにより、ひとつの トライアングルが完成する。水平移動とは、目的・構想(WHY)を常に一定に保つことを意味し、 エスカレート変化とは、目的・構想(WHY)に近づくために、材料・方法(HOW)は斜めに上がる (発展的に変化する)ことを意味する。




トライアングルの法則は私たちが何かを行う時、WHYとHOWの両方を必要とすることを示している。 WHYとHOWの両方が欠けると言うまでもないが、WHYが欠けても、HOWが欠けても物事はうまく 進まない。例えばある資格を取得したいとする。その場合、なぜ資格を取得したいのかという 目的・構想(WHY)がまずあり、そして資格取得に必要な勉強、試験、手続きといった材料・方法(HOW)を 準備して行く必要がある。目的・構想がなければ、その資格を取りたいという気持ちにはならないであろうし、 必要な勉強、試験、手続きを怠れば資格を取得することはできない。つまりWHYとHOWの両方が ものごとを達成するために必要となる。

そしてこのWHYとHOWの両方を結びつけるのが、ものごとを達成したいという「理想」であり、「情熱」で ある。目的・構想(WHY)があり、材料・方法(HOW)があっても、それを実行するのは人間であり、 「理想」や「情熱」がなければ継続的な実行は不可能となるであろう。そしてこの「理想」と「情熱」を抱かせて くれるのは、究極的には人に対する、或いはものごとに対する「愛情」であるべきと感ずる。 なぜなら、もし 「憎しみ」、「自己中心的な思い」を抱いてトライアングルを完成しても、一時の目的達成感は 得られても、そのあとに自責の念に陥ったり、空しさを感ずることを私たちはしばしば体験しているからで ある。

『成功の基本』 として今回は、トライアングルの法則から、目的・構想(WHY)と材料・方法(HOW)の両面の 重要性、そしてその2つを結びつける『愛情』の重要性を解説した。 (つづく)


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