■日常生活の中のWHOM (48)           (2003年2月25日)

戦略的視点と戦術的視点 (トライアングルの法則から)


『戦略』的視点とは、ビジネスなどの成功に向けた「全体的」な視点であり、『戦術』的視点とは 「部分的」・「実際的」な視点である。通常はこれらのどちらかが欠けると成功はおぼつかない。

上述の説明より、『戦略』的視点はより主体的な視点であり、根本的な視点である。一方『戦術』的視点は 『戦略』的視点をベースとした、対象的な視点であり、具体的に展開される視点となる。

以上の説明はWHOMの基本法則のひとつで ある 『トライアングルの法則』 がより一般化して伝えている内容でもある。 『トライアングルの法則』 は、 「全ては、一つの三角形で説明できる」 という法則である。

例えば何かものごとを達成するという現象をトライアングルで表わした場合、水平移動する「目的・構想で あるWHY」と、エスカレート変化する「材料・方法であるHOW」が一致することにより、ひとつの トライアングルが完成する。水平移動とは、目的・構想(WHY)を常に一定に保つことを意味し、エスカレート 変化とは、目的・構想(WHY)に近づくために、材料・方法(HOW)は斜めに上がる(発展的に変化する) ことを意味する。




このトライアングルの法則は、私たちは何かを行う時、WHYとHOWの両方を必要とすることを示している。 先ほど述べたビジネスの成功に向けても、より主体的で「全体的」な視点である『戦略』的視点がまず明確に 設定され、それはふらふらとしたいい加減なものではなく、長期的にも通用する一定の変らない視点である ことが必要になる。またその『戦略』的視点に基づき、より対象的で「部分的」・「実際的」な視点である『戦術』 的視点で物事を具体化して行く必要がある。

そしてビジネスに係わらず、個人が決めた目標に対しても成功するためには、この『戦略』的視点と『戦術』的 視点の両方を備えた 『トライアングルの法則』 を意識して取組むことをお勧めする。特に、成功するために 必要となる、『問題(課題)発見』、『問題(課題)分析』、『解決策立案』に対してトライアングルの法則を 適用し、「全体的」、「長期的」視点のチェックと、「部分的」、「実際的」視点のチェックを行うわけである。

- YOSHI -


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