■日常生活の中のWHOM (43)           (2003年1月17日)

人の中で成長して行く (三大責任の法則から)


毎日多くの人と接する機会があるが、たとえどのような人と接する時でも 『自己の成長機会』 として とらえれば、人と会うことがもっと楽しみになると思う。ちょっと苦手な人に心が傷ついたり、避けたり するのではなく、もっと大らかな自分になる機会として活かせばいいわけである。

なお 『自己の成長機会』 の定義であるが、

WHOMの基本法則のひとつに、 『三大責任の法則*』がある。これは人が生涯をかけて自ら3つの責任を果たすことにより、 人格的に豊かになって行く、即ち 「自己の成長」 がなされるということを示している。

*:三大責任
@使命完成(個性発揮:真理の相続): 自己を確立すること。
A調和完成(融合調和:愛情の相続): 人と交流することにより愛情を深めて行くこと。
B敬慕完成(社会評価:威厳の相続): 人から自然と尊敬され、慕われるようになること。

『三大責任』を果たす努力を重ねることは、社会生活の様々なシチュエーション、例えば家庭で、 学校で、職場で、顧客とのビジネスの場で、人と人の関係を築くための成功の鍵となり得る。

様々な人と接する時の 「心がけ」 を、この三大責任を果たすという視点で見ればすっきりする。 たとえば前述の苦手な人と接する場合、、或いはたとえ自分を否定したり、無視したりする ような人と接する場合でも、こちらが可能な限りの誠意を尽くすことによって 「自己の成長」 が 促され、 「使命完成」 につながる。逆にこちらがそのような人を避けてばかりいたり、こちらも 批判していれば 「自己の成長」 に繋がらない。つまり、一見ある人と接することが自分にとって マイナスのように思える時でも、それを 「自己の成長」 の良き機会が提供されていると考えれば 済む。

そして、長い人生には時として人から育てられたり、人を育てたりといった暖かい人と人の関係 も体験することがある。このような人と人の関係は 「調和完成」 につながり、毎日の生活の 原動力となる。

そして最終的には、人と人の関係において愛情・信頼関係を築いた人が、周囲の人から自然と 尊敬され、慕われることにより、敬慕完成となる。

人と人の関係で悩むことは多々あるが、どのような人との関係においても、三大責任を果して 行くプロセスと考え、つまり自分がより大きな器を完成するための大切なプロセスと考えれば 良いのではなかろうか。人との関係を避けても何も始まらない。

- 人生四苦八苦 -


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