■日常生活の中のWHOM (40)           (2002年12月23日)

絵の具のパレット  (自由・責任の法則から)


人それぞれ考え方、感じ方、行動様式に自分らしさがあって良いと思う。なぜなら自分らしさが その人の魅力につながると感ずるからである。

ところが人の組織(家庭、学校、会社、地域社会、国家、世界)の中に自分が所属する時、 自分以外の人が自分と違う考え方、感じ方、行動様式であった場合、どのように受けとめるかが とても大切と感ずる。

「自分と合わない!」と言って切り捨てることは簡単であろう。また自分と合わないのに、 口では相手に賛成したり賞賛しても、心が伴わないのであれば虚しさが残る時が多い。

そんな時、すぐに相手を否定するのではなく、またすぐに結論を出そうとせず、まずは相手に対して 可能な限りの誠意を尽くし、歩み寄る道がないかについて考えるのが良さそうだ。

どうも、自分と合わないからと言って、「すぐに」感情的になって相手を否定する、 「すぐに」自分からその場を去る、と言った行動は人としての深みを感じない。仮に明らかに 間違った考え方、感じ方、行動様式であったとしても、そっとその間違いを相手に繰返し伝える ことも必要であろう。

WHOMが提唱する基本法則の 中に『自由・責任の法則』がある。これは、「人間は、自由意志により自分の責任を果たさずに完成する ことはできないという法則」である。自分と異なる考え方、感じ方、行動様式の人に対して、自ら歩み寄ろうと する責任ある姿勢は、異なる色彩の2人がそれぞれの色彩を混ぜ合わせることによって、単独では2色の ままであるのが、無限の色彩を創り出すことができることにつながる。もし全く同じ色彩の2人がそれぞれの 色彩を混ぜ合わせても色彩は元のままである。異なる色彩を持ち合わせている2人の場合の方が楽しみである。 (おわり)

- 人生四苦八苦 -


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