■日常生活の中のWHOM (39)           (2002年12月17日)

感動(2)  (トライアングルの法則から)


次にAであるが、よくメルマガや新聞チラシ広告等で「楽々儲かる」といった話を見かける。人間懲りないもので、うまい話などあるはず無いとわかっていながらも、ついついうまい話にのって被害に合うといったこともよく報道されている。

さらには映画やドラマで感動しても、もう数日後にはその感動もどこかに消え去っていることもよくある。

これらのことは何を意味しているのであろうか? やはり楽をして本物の感動を得ることはできないことを示しているのではなかろうか。目標・構想に向けて着実な準備を継続的に積み上げること、つまり前回のトライアングルの法則の図の斜めの線を着実に上がって行くことによってしか本物の感動は得られないと思うのである。

この斜めの線(HOW)を最低の0の地点から、99を経て最高の100の地点に至るまで確実に埋めて行かねば、いつか反動が来る。例えば借金してモノを買うとか、テストで丸暗記するとか、痛み止めで一時的に治療するとか、いうことは即効性があるにせよ、いつかはその埋め合わせをしなくてはならない。

話は少し飛ぶが、人生もそうであると思う。世渡りがうまく、人をうまく利用して成功したとしても、結局自分自身の人生というトライアングルのHOWを、最低の0の地点から、99を経て最高の100の地点に至るまで確実に自分の責任で埋めて行かねばならない気がする。逆に自分には不幸・不運ばかりが続くと思うような人生でも、前向きに生きて行けば、確実にHOWを0から100まで登りつめ、心豊かな人格者になれるのではなかろうか。

「雨だれ石をも穿つ」、「大器晩成」以外にも、「学問に王道なし」、「ローマは1日にして成らず」といった格言はたくさんある。HOWを継続的に積み上げる生活を心がけたい。 (おわり)

- 人生四苦八苦 -


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