■日常生活の中のWHOM (34)           (2002年11月3日)

人の組織 (3)  (人間の特長、創造の法則と親子の法則から)


次に『創造の法則と親子の法則』の観点から「人の組織」を考える。言い換えれば「人間」と「人間以外の動物(自然界)」との違いという観点を考慮した組織を考える。

「人間」と「人間以外の動物(自然界)」の間に適用される『創造の法則』の場合は、アイデアと技術が中心的役割を果たすため、HOWの特性によって「相手」よりも「自分」が上であることを願う。

一方、「人間」と「人間」の間に適用される『親子の法則』の場合は、愛情が中心的な役割を果たすため、WHYの特性により「相手」が「自分」より上であることを願う。

人間は言うまでもなく、人間であり、動物ではない。そのため、本来は『親子の法則』で人と人が結ばれた「人の組織」が原則である。逆に人間であるにも係わらず、『創造の法則』に基づき、あたかもロボットのように扱われる「人の組織」には限界が訪れる。

この点を以下で図示している。すなわち、『創造の法則』に基づく「人の組織」は、「相手」よりも「自分」が上であることを願うため、組織に属する個人を上から押さえつけようとする(矢印の向きに注目)。

ところが、『親子の法則』に基づく「人の組織」は、「相手」が「自分」より上であることを願うため、組織に属する個人を上から引き上げよう、或いは下から支えようとする。



3回に渡って「組織」のあり方について、「人」に固有な以下の観点からまとめた。

●想像力と創造力をもつ存在
●哲学をもつ存在
●親子の法則

組織が継続的に発展するために、これらの観点を考慮して「人の組織」運営を進めたいものである。(おわり)

- 人生四苦八苦 -


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