■日常生活の中のWHOM (12)           (2002年8月27日)

経営戦略(2) (トライアングルの法則、HOW・WHYの法則から)


前回、優れた経営戦略には、@戦略そのものに「科学性、計画性、合理性」があり、A他社の追随を許さない「創造性、独自性、革新性」があること、の両面が必要になることを記した。

しかしながら、戦略に「科学性、計画性、合理性」が伴うためには、客観的な判断、冷静な判断が必要となる。一方で戦略に「創造性、独自性、革新性」が伴うためには、人とは違った観点で、夢や新しい発見が含まれることが必要となってくる。つまり両者は一見すれば、相反するような性質なわけである。例えば、余りにも企業活動に合理性、計画性を追求すれば、社員の創造性が育たないことはよくある。逆に余りにも社員の創造性や独自性を認めれば、全体の収拾がつかない場合もある。

ではこれらをひとつにして、経営戦略を実行に移すために必要なことは何か?

それは「経営理念」、或いは企業の将来像である「ヴィジョン」に基づいたリーダーシップであると考えられる。即ち、周囲の人に将来の夢を語り、反対する人の心をも動かし、常に新鮮な気持ちで経営戦略に合理的に取組めるようにすることができるリーダーシップである。


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