■日常生活の中のWHOM(フーム) (08)           (2002年8月17日)

組織行動と意思決定(2) (主体・対象の法則、自由・責任の法則から)


前回、組織の「主体」であるリーダーは自身の責任を最大限果たす必要があり、「対象」である 組織構成員は組織全体を盛り上げようとする姿勢が必要となることを、『主体・対象の法則』 から述べた。

では組織構成員が「組織全体を盛り上げようとする姿勢」をより高めるために、リーダーとして なすべきことは何か?

真っ先にあげられるのが、組織哲学、組織のヴィジョン(将来像)を明確に打ち出すこと (『根源唯一の法則』よる)であり、そして組織構成員の成長・発展を意識して指導すること (『親子の法則』)であることは、今回のシリーズ第5、6回で、人の管理(根源唯一の法則、 創造の法則と親子の法則から)として紹介した。

これらに加えて重要になることは、組織の意思決定(組織目標、組織計画、組織図などの決定)に、 組織構成員の意思を可能な限り盛り込むことである。仮に盛り込むことができなくとも、 意思決定のプロセスに参加して議論する機会を提供することである。

組織に対して影響力が大きい立場の人は、この意思決定のプロセスにおいて参加していることが 望ましい。特にこれから組織が実行しようとすることに対して、反対意見を表明するであろう人を 意思決定のプロセスに参加させないことは大きな間違いで、反対意見の人を説得し、また納得して もらい、共に実行に移す機会としての意思決定プロセスであることを忘れてはならない。

さらに日頃、積極的でない組織構成員も意思決定プロセスに参加し、自分自身が意思決定に参画 することにより、その後において「主体的」に取組むこともよくみかける。組織構成員であったのに 「対象」ではなく、「主体的」に取組むことができるわけである。

WHOM(フーム)が提唱する「12の基本法則」の中に『自由・責任の法則』がある。 これは、「人間は、自由意志により自分の責任を果たさずに完成することはできないという法則」 である。上述の意思決定プロセスに参加した上で実行するということは、「誰かによって決められた ことを半ば強制的に実行せざるを得ない」ということと全く逆で、自由意志により自分の責任を 果たすということになる。このように「組織行動と意思決定」という場面においても、『自由・ 責任の法則』は明確に現れている。


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(人生四苦八苦)

 

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