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| ■日常生活の中のWHOM (06) (2002年8月14日) 人の管理(2) (根源唯一の法則、創造の法則と親子の法則から) 前回、組織における「人の管理」で大切なことは、組織構成員が組織の原因(組織哲学)により共通 目的で結ばれ、ひとつになっているかであることを、WHOMの基本法則の1つで ある『根源唯一の法則』から述べた。 ところが『根源唯一の法則』と聞くと、根源にある存在(或いは哲学)が絶対的なもので、権力に より組織構成員が抑えつけられるのではないかと心配される方がおられるかもしれない。しかし ながら事実は否である。 従来の社会はHOW主義[より外的なもの(例:お金そのもの、権力)を追求する価値観]に基づく 傾向があったがために、その社会に存在する組織は、権力を中心とした組織となりやすかった。 これはHOW主義が『創造の法則*』に基づくため、知識や、能力に おいて相手より自分が上に立ちたいという思いが前面に出た結果である。 一方本来の社会はWHY主義[より内的なもの(例:人の成長)を追求する価値観]に基づくべきで、 その社会に存在する組織は、権力を中心とした組織ではなく、愛情と信頼を中心とした組織となる。 WHY主義が『親子の法則*』に基づくため、愛情と信頼により、 自分より相手を上に立たせたいという思いが前面に出るようになるわけである。 *:創造の法則と親子の法則 : 原因と結果に落差がある場合は、『創造の法則』で説明され、 原因と結果が水平移動の場合は、『親子の法則』で説明されます。 『創造の法則』は下図に示す、科学者とロボットの関係を考えるとよくわかります。科学者はロボットのすべてを理解できますが、ロボットが科学者を理解することはできません。即ち、『原因』である『科学者』と『結果』である『ロボット』の間には、「知」の観点から落差があります。 一方『親子の法則』は下図に示す、親と子供の関係で理解できます。親と子供との関係は、親から子のみならず、子から親への人格の交流が自由自在です(例:父の日、母の日に心のこもったプレゼントを贈る。親の期待以上に立派な子供に成長し親孝行する)。即ち、『原因』である『親』と『結果』である『子供』の関係は水平移動で、そこには愛情を中心とした関係があります。言いかえればそこには落差はありません。 根源にある存在(或いは哲学)が『親子の法則』に従い、自分より相手を上に立たせたいと願った場合、 組織構成員もまた互いを高めあうことになり、組織はどこまでも上昇、発展する可能性が生まれる。 逆に根源にある存在(或いは哲学)が『創造の法則』に従い、自分が相手より上に立ちたいと願った 場合、組織構成員も互いを支配しようとしたり、抑えつけようとしたりするため、組織は一時的には 成功するように見えても活性化せず、やがて衰退傾向に陥ることが多い。 人間の本質は「知(理性、知識など)」ではなく、「情(愛情、信頼など)」であるため、『親子の 法則』によらねば人はまとまらないわけである。 今回のテーマである、組織における「人の管理」は、結論的に『親子の法則』そして前回解説した 『根源唯一の法則』に拠らねば成功しないと言える。そもそも「管理」という言葉の響きは、モノ (お金、製品、情報、時間など)をより上位の立場から統制するような響きがあり(『創造の法則』 の響き)、人に対して用いる場合には「管理」というよりは、「人の支援」といったより下位の立場 から支えて行くような響き(『親子の法則』の響き)のほうが正しいと感じる。 より詳細にWHOMについて学ぶことを希望される方は、 セミナーコーナーで紹介されている、全国各地で開催中の 各種WHOMセミナーに参加されることをお勧めする。 (人生四苦八苦) |
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