■日常生活の中のWHOM(フーム) (05)           (2002年8月13日)

人の管理(1) (根源唯一の法則、創造の法則と親子の法則から)


「人の管理」は組織が成功・発展する上で極めて重要な要素となる。組織の例としては、企業、学校、 ボランティアサークル、スポーツチームなど種類は多々ある。夫婦2人、また子供を含めた家族も 組織である。

根っこにある哲学、考え方が1つでなければ、組織ははなはだ混乱することを私たちは経験上知って いる。とりわけ組織が逆境に陥った時、分裂しやすい。

例えば自民党の○○派がそれぞれの立場を主張して、ゆずらないというようなことになれば、組織 (自民党自体)は分裂してしまうことになる。ところが、自民党という枠組みの中で一致団結しようと するのであれば、逆境により組織はかえって強化される。

家族という組織においても、何らかのピンチに陥った時、父親と母親の考え方が一致しなくては分裂の 可能性を孕み、逆に一致してピンチを乗り越えようとすれば家族の絆が深まる。

根っこにある哲学が1つであるということは、組織構成員の多様性を認めないということではない。 このことは一本の木を考えるとよくわかる。地下に埋まった根っこは一本の木にとって共通のものであり、 縦にまっすぐに立った幹もやはり1つである。ところが、枝以降、木は空間的に広がりを持つようになり (多様性を持つようになり)、枝、葉、花、実は木全体を覆うようになる。このような多様性があり ながらも、根っこも、幹も、枝、葉、花、実もそれぞれ、木の生命を維持し、発展するという点に 関しては、共通の目的をもっているわけである。枝は葉、花、実をつけるために必要であり、葉は呼吸し、 栄養素を作りだすために必要であり、花は実を結ぶために必要であり、実は次の新しい生命の誕生に 必要になるわけである。

この木の例はそのまま組織のあり方にもあてはまる。『根っこ』と『幹』、すなわち組織で言えば 『組織哲学』と『組織幹部』は1つであるべきであるが、『枝』以降、すなわち組織で言えば『組織内 グループ(枝)、組織構成員(葉)、組織の成果(花・実)』は共通の目的をもった上で広がり (多様性)があるほうが通常望ましい。

さて、WHOM(フーム)が提唱する「12の基本法則」の中に『根源唯一の法則』がある。 これは、「究極の中心は、必ず一つであるという法則」である。或いは「結果どうしが共通の目的と 互換性を持つためには、原因が一つでなければならない」とも言える。この法則を言い換えれば、 原因が一つでなければ、結果どうしが共通の目的をもてずバラバラになってしまうということである。

前述の木の例は、『根源唯一の法則』が述べるとおり、共通の目的により全体がひとつにまとまって いるわけである。もしも根っこ、幹、枝、葉、花、実が、それぞれ別の原因(目的)をもっているので あれば、木の生命維持・発展は不可能になるであろう。

今回のテーマである組織における「人の管理」で大切なことは、『根源唯一の法則』からすれば、組織 構成員が組織の原因(組織哲学)により共通目的で結ばれ、ひとつになっているかにかかってくる。 組織構成員がそれぞれ異なる目的をもち、全体をまとめる組織哲学が存在しない場合、組織は崩壊する。 残念ながら多くの効率の悪い組織は、まさにこの状況に陥ってしまっている。


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(人生四苦八苦)

 

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