■宇宙親 [UP:Universe Parents] (XT)  〜 親子の法則に気づく時 〜  
 (2002年1月11日)



(11)『宇宙親』と人間との関係について

これまで述べてきました通り、人間は【知性】により【真理】を求め、【愛情】により【愛と美】を求め、【創造性】により【創造的活動】を追及しています。何故人間にだけ豊かな【知性】、【愛情】、【創造性】が備わり、そして人間だけがそれらを飽くまで追及したいと願うのでしょうか? このことは人間だけが、この宇宙のすべての『真理』、『愛と美』、『創造性』を存分に活かすことができる存在であることを意味しています。

またすでに述べてきました通り、人間は自然界にあるもののみならず、『創造性』を生かし自然界以上のものを築いてきました。例えば、全くの未開の自然も美しく、すばらしいのですが、自然に調和する形で開発が成され、スキーを楽しみ、リゾートホテルで過ごすことができれば最高です。また、自然界にある野獣の生肉と雑草を食べるより、酪農家、農家がまごころをこめて育てた牛肉、野菜のほうがより一層すばらしい食材でしょう。すなわち自然界と人間が調和すれば、より一層すばらしいものが創り出され、最高の喜びに結びつきます。

結論として、宇宙には『真理』、『愛と美』、『創造性』があふれていて、人間だけがそれらを実感することができ、自由意志によりもさらに高いレベルを人間が追求できることは、冒頭に述べました、

(1)親は子供にすべてを与えても惜しくない。
(2)子供には親以上になってほしい(親を超えて初めて親は嬉しい)。
(3)親と子の調和により、親だけの時よりさらにすばらしいものが創造される。

を満たす関係が、宇宙の根源である『宇宙親』と『人間』との間に存在しているからではないでしょうか。すなわち『宇宙親』と『人間』との関係は『親子の法則』により結ばれているわけです。この『親子の法則』が人間の本質であるため、家族の間では、とりわけ親子の間では、尽くしても尽くしてもうれしく思うわけです。

ここまで、主に人間と自然界との関係を基にして、『宇宙親』と人間の関係について考えてきましたが、『宇宙親』と人間では異なる点もあります。それは、現段階では人間は物質から生命をつくることはできないということです。またどんなに精巧なロボットや、マイクロマシンを製作することができたとしても、生命をもつ小さな蝶すらつくることはできず、蝶の持つ機能をあの小さな蝶のサイズで再現することはまだまだ不可能なことです。

人間は生命をつくることはできないと言いましたが、例外はあります。夫婦が結婚し子供をもうける時です。昨今では悲惨な家庭の状況も報道されていますが、本来心から愛し合う男女によって生命が誕生するわけで、生命の根源には『愛』があることを考えると、宇宙に人間を始めとした生命が存在することは、宇宙の根源である『宇宙親』に深い『愛』が備わっていることに気がつきます。 世の中がいくらすさんでも、真実の『愛』はお金では買えないことは誰でも気づいています。このことも宇宙の中で変わらない本質は『愛情』であることを物語っています。

- Paris Paris -

(第11回 おわり)

 

 Copyright(c) 2001 WHY-HOW Institute. All rights reserved.