■宇宙親 [UP:Universe Parents] (])  〜 親子の法則に気づく時 〜  
 (2002年1月10日)



(10)家族

家族のすばらしい点は、家族を構成する1人に何かがおきた時に、いつも一緒になって喜んだり、悲しんだりできるところだと思います。このシリーズ第9回では、"『真理』と『愛と美』の世界が広がっている宇宙の価値が最大限に発揮されるか否かは、そこに生きる「人」に依存し、それもひとりぼっちの「人」ではなく、「人と人」に依存する"ことを記しました。

この「人と人」の気持ちがバラバラではなく、ひとつになっていれば、自然界、宇宙からより深い感動を一緒に得ることができ、より創造的な活動ができるのですが、家族はこの「人と人」の関係の基本となります。つまり家族のような「人と人」との関係を結ぶことができれば、一人ぼっちの時と比較して、より深い感動を得ながら、創造的な活動ができるわけです。

WHOM(フーム)の『親子の法則』によれば、『原因』である『親』と『結果』である『子供』の関係は水平移動で、そこには愛情を中心とした関係があります。言いかえればそこには落差はありません。つまり親と子供との関係は、親から子供のみならず、子供から親への人格の交流が自由自在なわけです。

赤ちゃんが生まれた時、親は一から十まで面倒を見なくてはなりませんが、赤ちゃんの笑顔に励まされ、寝顔に慰められます。赤ちゃんの面倒を見ること自体は大変なのですが、どんなに尽くしても可愛い赤ちゃんのためにうれしいわけです。親の方が圧倒的に長い人生を歩んで来たにもかかわらず、自分の子供から教えられることもたくさんあります。

最近では幼児虐待、家庭内暴力の報道が絶えず、理想的な家族の関係が揺らいでいることも事実ですが、すべての基本は飽くまで家族なわけです。とりわけ親と子の関係が家族の土台となります。

もし家族のように思える「人と人」との関係を、たくさん築くことができれば日々の生活はどのようになるでしょうか? それまでは自分のことにしか関心がもてなかったのに、その人のことに意識が向き、お互いが励まされたり、勇気づけあったりすることができ、生活が何倍も感動的になることでしょう。

さて、ではなぜ家族の間では、とりわけ親子の間では、尽くしても尽くしてもうれしく思うのでしょうか? 財産をすべて与えても、惜しく思わないのでしょうか? 何故、人間にはそのような思いが備わっているのでしょうか?

- Paris Paris -

(第10回 おわり)

 

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