■宇宙親 [UP:Universe Parents] (\)  〜 親子の法則に気づく時 〜  
 (2002年1月9日)



(9)人と人

このシリーズ第5回では、人間の日常生活が五感により豊かになることを考えてきました。しかしながら、いくら五感が備わっていたとしても、自分1人だけでは感動に限界を覚えます。例えば、高級なレストランで1人だけで食事をしても、余り楽しくないでしょうし、豪邸に1人で暮らしていても、誰も訪ねてくれなければ寂しいに違いありません。またせっかく旅に出かけても、誰とも一言も口を利かなければ、つまらないものになるでしょう。

言い換えれば、自分の感動を自分のものだけに留めるのではなく、人と共有することでその感動はより深まるわけです。筆者は昔3000メートル級の山に1人で登ったことがありましたが、山の上の素晴らしい眺めに感動はしたものの、家族や友と一緒に来ることができなかったことが残念でなりませんでした。そのため、それ以来1人旅はしなくなりました。

このシリーズですでに述べましたように、宇宙には人を感動させる『真理』、『愛と美』の世界が広がっているのですが、その世界を他の人と分かち合い、共有することによって、人の喜びは一層高まります。1千万円もするダイヤモンドの宝石があっても、誰も興味をもって見てくれないのであればまさに「宝のもちぐされ」であるのですが、値段はずっと安いダイヤモンドであっても、大切な人からプレゼントされて、「きれいね!」と言ってもらえれば、そのほうがずっと喜びが大きいわけです。

また人が1人だけで活動したり、仕事をしたりする場合、その範囲に限界がありますが、「人と人」がそれぞれ持ち合わせた個性、能力を協力し合って活かすことができれば、より創造性豊かな活動、仕事が可能となります。もし「人と人」が力を合わせることができれば、2人で活動する時に 1人×2=2人ではなく、1人+1人>2人となり、2人以上の活動が可能になるわけです。

結局、『真理』と『愛と美』の世界が広がっている宇宙ですが、その価値が「最大限」に発揮されるか否かは、そこに生きる「人」に依存し、それもひとりぼっちの「人」ではなく、「人と人」に依存するわけです。「人と人」のつながりが何よりも大切になってくるわけです。

- Paris Paris -

(第9回 おわり)

 

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