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■二重否定より二重肯定のお勧め
@ 勉強をしない者は、入学試験に合格しないぞ! A 勉強をする者は、入学試験に合格するよ! 上記の文は、ほぼ同じことを言っているわけであるが、読者はどちらを好まれるであろうか。 またどちらの表現を良く使われるであろうか? 言葉はTPO(Time:時、Place:場所、Occasion:場合、の頭文字)、また相手、目的を選んで 使い分ける必要があるので、一概にどちらが好ましいとは言い切れないが、私は@の表現を 安易に使うことを極力避けるように努力している。 何故か? @は「○○しないと、△△しない!」 と、二重否定の表現になっているが、相手に 対して現状を批判し、脅して何かをさせようとしている傾向がある。一方、Aは「○○すると、 △△する!」 と、二重肯定の表現になっていて、相手に将来に対する期待が込められている 傾向があるからである。 言葉は飽くまで言葉であり、例え@の表現を使っても、相手を思うが故に敢えて強い警告を 込めて発するというのであれば問題はないが、安易に@の表現を使うのはどうかと考える。 但し同じ二重否定でも次の場合は、事情がやや異なる。 @ 時速120キロ以上で車を運転しない者は、危険でない! A 時速120キロ以上で車を運転する者は、危険だ! この場合は、@の二重否定では全然警告にならず、Aの二重肯定の方が強い表現になる。 つまり「○○しないと、・・・」の○○の部分に相当する内容が、望ましくない場合(この場合は、 時速120キロ以上で車を運転)は、二重肯定(「○○すると、・・・」)を使うほうが、相手に警告 する意味が強くなり望ましい。 要は、自分が発する言葉が相手を思ってのことか、相手を突き放そうとしてのことかを、 考えてみる必要があるのではないかと思う。 (YOSHI) |
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