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■内的価値が平等の夫婦のすすめ


少数意見かもしれませんが、「夫婦は平等でなくっちゃ」、「だから家事・育児も平等でなくちゃ」と言う女性の考えがあります。この場合の育児は、子供にミルクを与えたり、おむつを取り替えたりといった外的な作業を普通は意味しているはずです。

この意見に対して、みなさんは賛成されますか? 反対されますか?

女性の社会進出が拡大しているため、ご主人は可能な限り、家事も育児もお手伝いできるに越したことはありませんし、家事・育児の大好きなご主人もいることは事実と思います。そして妻が専業主婦か、仕事を持っているかによっても状況は異なってくるはずです。

ここで考えたいことは、夫婦の間で何を平等、或いは共通にすることが、夫婦にとって大切で、最終的に2人の幸せにつながるかということです。

冒頭で述べたことは外的な作業についてですが、夫婦間でなんでもかんでも平等を求めるより、2人が目指すゴールのために役割をそれぞれが果たした方がいいのではと思えるのです。つまり夫婦が2人で達成した成果は平等に評価されるべきだけど(内的価値が平等の夫婦)、外的な作業の平等は本質ではないと思うのです。ちょうど野球でキャッチャーがボールを受けるばかりでつまらないので、時々はピッチャーをさせてくれと言っていることと同じに私には聞こえるのです。チームとして勝つためには、ピッチャーはピッチャー、キャッチャーはキャッチャーの重要な役割があり、その専門性を大切にすべきと思うのです。

むろんこれまで男性が女性の存在価値を十分に置かなかった、或いは軽視していたことが往々にしてあったことにも問題はあると思います。それが良いかどうかはともかく、欧米で旅行していると日本人にとって驚くことは、エレベータの乗り降りなどでは必ずレディーファーストであるということです。日本流に男性が先にエレベータに乗り、女性がエレベータのボタンを操作し、女性が最後に降りるなどということはまず見かけません。欧米人が私に先にエレベータに乗るように勧めてくれると、日本式に慣れている私には不思議な感覚を覚えます。

夫婦が2人で築き上げたものに対して、2人が協力し合って貢献したこと、またそんな内的な価値観で結ばれた2人を評価すべきと思うのですが如何でしょうか?そうなるとそもそも夫婦は生涯をかけて何を目指すのかが大切になると思います。それって本来はよく考えるべきことなのでしょうが、あまり結婚当時は考えないのではないかと思います。だから結婚してから、価値観の違いが分かり離婚するということがよくあるように思えます。さらに言えば、その点を明確にできないのが結婚の現状で、わかりやすい外的な作業の平等に話がすりかえられている気がするのです。お勤めされている方なら、よくおわかりと思いますが、会社ではいろいろな改革に取り組むのですが、概してどちらでもいいような、手をつけやすいようなことから改革?(単なる変更かも)して、本質的なところはなかなか変わらないのですよね。あの日産自動車ですら、ゴーン社長の招聘が必要であったように。その点、WHOM(フーム)では男女が結婚する目的、また夫婦、家庭のあり方、そして夫婦・家庭の社会との関係を明確に示していると思います。

- chisato -



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