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■生涯の伴侶って?


世の中には様々なカップルが存在する。交際中のカップル、婚約中のカップル、そして結婚しているカップル等・・・。結婚する動機も人それぞれであるが、誰しも「生涯の伴侶」と巡り合い、幸せになりたいという願望は持っているだろう。

そもそも人は何故異性に関心を持ち、一緒になりたい、結婚したいと思うのだろうか。そんな事を考えなくても、人間の遺伝子にはそのような願望が組み込まれているとも言えるだろう。人を好きになるのに果たして努力が必要だろうか。総合的に分析してから好きになるだろうか。人を好きになる時は、そうせざるを得ない衝動に駆られるというのが実際のところではないだろうか。人にはそれぞれ相手に対する理想や好みがあり、相応しい相手が現れるとそこにリンクする。言い換えれば恋をするのであろう。それは価値観、性格、身体的魅力等、様々な要素があるだろう。

ある米心理学者が長年に渡り大学生を対象に男女の交際状況やその後の結婚生活について調査したところ、酒場で意気投合した男女はあまり長続きせず、交際相手と性的な関係を持つことを急がなかった男女の方が、愛情や生き甲斐を長く共有できる相手と知り合う傾向が強く、共通の目標や価値観があるほど長続きすることがわかったそうだ。「生涯の伴侶」と巡り会う為には、何が大切なのかというヒントがこの研究にあるような気がする。

仮に人生100年として、あるカップルが25歳で結婚したとしよう。そうすると、その先の75年間、このカップルは夫婦として人生を共有する。人生の四分の三は夫婦生活であると言える。人生75年と考えれば、三分の二になる。このカップルに子供が出来て、立派に育てても、やがて子供は結婚して旅立って行く。その後このカップルは年老いても死ぬまで夫婦として人生を共有する。愛し合う若いカップルの幸せそうな姿は美しいが、仲睦まじい老夫婦の姿も素敵ではないだろうか。長い人生を夫婦が共有する為には、愛情や生き甲斐、喜びも悲しみも全て共に分かち合える関係が必要ではないだろうか。老夫婦になった頃には、お互いの身体的魅力は既に衰えている。お互いが共通の目標や価値観を持ち、愛情や生き甲斐を分かち合える相手が「生涯の伴侶」と言えるのではないかと思う。

(VIC)



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