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| ■子供たちの環境
(2004年2月7日号)
子供たちの環境が急速に悪化していることを示す警察庁の報告が連続した。「合成麻薬MDMA」と 「出会い系サイト」である。すでに昨年警察庁は2002年のデータに基づき、20代に大麻汚染が 拡大し、覚せい剤を乱用する者が国民の約80人に1人にも及ぶことを報告していたが、最近になって 錠剤型の麻薬MDMAを常用する者が中、高校生にまで拡大している。昨年の錠剤型の麻薬の押収量が 過去最高の39万錠と、前年の2倍になっている。 また、「出会い系サイト」に絡んだ事件が後を絶たず、警察庁の報告によれば昨年は1746件が摘発 されている。そして最も多いのが児童買春で全体の約45%を占める。 さらに、信じられない数字であるが、やはり警察庁の報告によれば、2002年に刑法犯罪の被害者と なった少年少女は40万人、その内小学生は2万8000人にも及んでいる。 家にいて「親の虐待」、道を歩いて「連れ去り」、「ストーカー」、学校にいても「暴徒の襲撃」、 さらに「麻薬」、「出会い系サイト」と、子供たちのおかれた環境には、心から安らぐ場が少なく なってきていると思う。子供3人をもつ私も、子供たちだけで遊びに出かけさせることに強い抵抗感 がある。いつの間に日本の子供たちの環境はこんなにもひどいものとなったのかと感ずる。 子供たちに良き環境を準備できるのは大人であり、また準備する責任があるのも大人であると思う。 大人が子供たちの良き見本とならず、かえって子供たちに悪影響さえ与えてしまっているのが 現実の社会の一面であるような気がする。あいさつをするとか、決められたルールを守るとか、 物事に誠実に取組むとか、社会を良くし、子供たちの環境を良くするために、一人一人が自分の できるところから手をつけて行くべきではないかと思う。 - webmaster - |
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