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| ■韓国地下鉄放火事件
(2003年2月21日号)
2月18日に発生した韓国・大邱市の地下鉄放火事件で、容疑者は犯行動機を 『 死ぬならたくさんの人と死ぬのがいい 』 と 供述している。100人を越す犠牲者がでた今回の事件で、ご遺族にはお悔やみの言葉もないが、犯行動機を聞いて複雑な 思いになられた方が多いのではないかと感ずる。 人が何か行動をおこそうとする時、その原動力のひとつはプラス的動機である 「 愛情・信頼 」 が挙げられ、もうひとつは マイナス的動機である 「 嫉妬・憎しみ 」 が挙げられる。理想的には 「 愛情・信頼 」 が動機となればよいが、悲しいかな 私たちはおかれた立場によって、時として 「 嫉妬・憎しみ 」 が先立つ。 「 愛情・信頼 」 が動機となった行動には発展性があり、協調を生み出すが、 「 嫉妬・憎しみ 」 が動機となった行動には 発展性がなく、断絶・対立を生み出す場合が多い。 そしてこの 「 嫉妬・憎しみ 」 は個人で克服できるものもあるが、社会全体が相互に支え合って克服すべきものもあるのでは ないかと感ずる。 個人としてマイナス的動機である 「 嫉妬・憎しみ 」 を克服する努力は必要なものの、社会全体として 『疎外感』 をなくす ような関係、つまり 「 愛情・信頼 」 に基づくような関係を時間がかかっても築き上げる社会意識がもっと必要であろう。 ますます社会における人間関係が 「 疎 」 になりつつある現在、WHI(ホワイハウ研究所)では地道ではあるが、人と人を 繋ぐ懸け橋の役割を果たそうと努力を継続している。 (webmaster) |
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