■新横綱の青少年育成支援の基金設立  (2003年2月19日号)


先月行われた大相撲の初場所でみごと2場所連続優勝を遂げた朝青龍関が横綱昇進を果たした。モンゴル出身力士では初めてだという。親方始め周りの評判はとてもよいようで、運動神経、勝負への執念、根性、人から聞いたことをすぐ吸収できるすばらしさ、そういうものがワンチャンスをものにできたのだろう。

昇進決定後、故郷のモンゴルに凱旋帰国し歓迎され政府名誉賞まで授与されたと言うニュースにはさほど驚かなかったが、青少年育成の支援のため基金を設立したと言うニュースには驚かされた。自分が得た栄光を自分のために使うのはよく見ることができるが、それを将来の子供たちへつなげていくと言うことに敬意を表したい。資金さえあれば、伸ばせる才能をもった子供たちがたくさんいることだろう。

バブル後、経済的にはデフレへ陥ってきている日本だが、本当の日本再生は今後の世代が担っている。バブルの時ほどではないが、日本の子供たちは資金的には恵まれている。しかし、本当のハングリー精神、やる気のあるそして思いやりのある子どもたちを育成することが日本の子供たちには必要ではないかと思う。日本には資金的な協力が必要な子供たちももちろんいるだろうが、そのようなモチベーションを高くできる教育が必要とされていることを感じる。

モンゴルで始まった青少年育英支援の基金の今後を見守りたい。

(wa)



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