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| ■学力低下
(2002年11月13日号)
最近新聞、テレビニュースで時折報道されるのが日本の子供達の学力低下である。例えば欧米諸国、 そして中国と比較しても、数学などの理解力が低いようである。さらにもっと深刻なのは自分達の国に 誇りを持っている、或いは自分達の国の将来に希望をもっている子供達の割合が同じアジアの中国、 韓国と比較して極めて低いという報告もある。 このような現状になぜ陥ったかについては、いろいろな原因が指摘されている。たとえば、戦後の 経済成長期のハングリー精神が、経済繁栄がもたらした飽食の時代と共に消え失せ、みんな勉強も 仕事もしなくなり、怠惰な時代に入ってしまった・・・と。 確かに一見説得力のある説明ではある。が、その説明が正しいか、正しくないかはともかく、 モノが無い時には、一生懸命に勉強したり、仕事をしたりして、モノに満たされたら、もはや勉強、 仕事をしなくなるというのでは少し情けないと感ずる。モノに人間(生活)がコントロールされてしまって いいのだろうか。モノをコントロールできてこそ人間らしい。 餓死する、凍死するといった緊急事態はともかく、「モノが無くてもいいではないか」と言える、信念、 心の余裕・自由度が必要ではなかろうか。また逆にモノがあっても、そのモノを自分の生活のため だけに使うのではなく、「得られたモノを如何に有意義に社会全体のために活用するか」について 考える、信念、心の余裕・自由度が同様に必要と感ずる。 米国のように世界をリードすることを意識している国家で「ない」日本の場合、戦後の経済繁栄が 明確な哲学・信念によってもたらされたものではなく、その結果現在行くべき道を見失っている。 繰り返しになるが、お金(モノ)が少々あろうがなかろうが、それ以上の生きがい、喜びを追求することに 方向転換することなくして現代の日本の閉塞状況からは根本的に脱し得ないのではなかろうか。 大人が行くべき道を迷い、悩んでいる内は、子供たちも同様に迷い、悩むのは必然のように思える。 (YOSHI) WHIより: 時代を越えて普遍的な視点を提供する、WHIの基本理念ホワイハウメッソド ( WHOM : Why HOw Method )を学んでみませんか? 興味をお持ちの方はセミナーの コーナーを御覧下さい。 |
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