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| ■学校完全週休2日制度の弊害 (2002年5月7日号)
今年の4月から学校が完全週休2日制度となったのはご存知であると思う。それと共に学習内容も削減されている。これは「ゆとり教育」を重視するという考えに基づいているのであるが、早くも「学力低下」に関する懸念が生じ始めている。ある学校では授業日数が減った分を補うために、夏休みを減らす計画もあるようだ。 確かに「ゆとり教育」という概念は大切にしたいと感ずるが、それ以前にそもそも何のために勉強するのか?(目的)とか、勉強することによりどの様な自分になりたいのか?(目標)がはっきりしていなければ、完全週休2日制度も、学習内容削減も当初期待した効果が現れないであろう。 WHIの基本理念であるホワイハウメッソド ( WHOM : Why HOw Method )の基本法則の中に、『目的先行の法則』と『目的と価値の法則』がある。『目的先行の法則』は、「存在よりも目的が先にある」という法則で、目的がまず先にあって、その後に目的に沿った存在が生まれるというわけである。そのため、物事まず目的を明確にしなくてはならない。 『目的と価値の法則』は「価値は目的によって決定する」という法則で、ある存在の価値は、その存在の目的によって決まるということである。そのため、価値ある存在となるためには、高い目的が必要になる。 私は以前週末にビジネスについて学ぶ機会があった。生徒は会社負担で学びに来る人と、自己負担で学びに来る人がいたが、概ね自己負担で学んでいる人の方が積極的で、成績も優秀であったように思える。それは、心身を休めたい週末にわざわざ自己負担で学びに来る人は、何らかの明確な「目的」があったのに対して、会社負担で学びに来る人は、業務命令で学びに来ていたからである。 本物の「ゆとり教育」を実現するためには、まず子供たちに学ぶ「目的」が必要であると思う。それ無くしては、学力低下が見られるからと言って夏休み返上で授業をしても、効果は限られるように思える。 (YOSHI) |
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