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| ■人格なき者の末路 (2002年3月26日号)
3月24日付の朝刊に雪印乳業の広告が掲載されていた。 自らの所業を心から懴悔する内容であった。その中に"自分さえ良ければいい、すべて他人事。すべて他人の せいにする。これが今までの、企業・雪印の人格です。"という文章がある。企業に人格があるということを そこまで落ちてようやく気付いたのかという呆れた想いと、よくぞ気付いたという想いが交差する。 日本は戦後、一気に高度成長の階段を掛け上がり、1980年代には一時GDP世界一位に輝き、アメリカを 凌駕するかという時期があった。その時期により自らを戒め、培った富や技術を後世に分配するような人格的な 行動を取っていれば・・・しかし、日本はバブルに突入し一気に弾けて散った。図体ばかり大きくなって心の 成熟はまったくなかったのである。 バブル以降、日本は立ち直れないままである。それどころか、昨今は節操のない値下げ競争が続いている。 政治家は、自分のことを棚に上げて他人ばかり批判する。そして末路は経営破綻や自己破滅。 "自分さえ良ければいい、すべて他人事。すべて他人のせいにする。これが今までの、企業・雪印の人格です。" という"広告"が新鮮に写ってならない。 (TARO) |
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