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| ■米、軍事行動開始 (2001年10月8日号)
9月11日の米国同時多発テロを受けて、その首謀者グループとグループをかくまうアフガニスタン実行支配勢力に向けて、 日本時間8日未明に米英が軍事行動を開始した。 自由世界を恐怖に陥れ、現在もさらなるテロの可能性がある今回の同時多発テロに対しては、断固とした行動を取らねば ならないのは止むを得ないであろう。通常でも人の命を奪うといった犯罪に対しては、厳罰に処されるわけである。軍事行動の 前に、米国および関係諸国は何度もテログループに対して、またアフガニスタン実行支配勢力に対して警告し、説得を続けた ことは評価できる。さらにすでに米国が強調している通り、軍事行動の対象はアフガニスタン一般大衆ではなく、テログループの 軍事施設で、一般大衆に対しては生活援助物資供給などの人道的援助も続けられている。 短期的にはテログループとテログループをかくまう勢力、また彼らの軍事施設を排除する軍事行動が続くであろうが、 今後彼らも問題視していた世界的な経済に対する不公平感を是正する必要があるであろう。残念ながら、人の邪心の部分は 常に人に責任をおしつけ、自己弁護しようとする。しかしながら、経済制裁を受けているとは言え、雑草すら食べて生きようと するアフガニスタンの子供たちの姿が現実にあり、テログループが経済的に富んだアメリカなどの自由主義世界に対して、 激しい憎しみを覚えるのは、富んだ国の責任でもある。 例えばある親にニ人の子供がいて、一人は経済的にも能力においても満たされていて、もう一人は極貧生活を強いられていると すれば、親はどちらの子供に思いを寄せるであろうか?間違いなく、貧しい子供に何とかしてあげたいとする。親の思いは いつも苦しんでいる子供の方に向く。また恵まれた子供には、貧しい子供を自分の弟として何とかしてあげてほしいと願うであろう。 ところがこれまでは、口では自由経済、自由な競争と言いながら、世界経済はある意味、強い者が有利で、生き残る環境にあった。 経済後進国は第二次世界大戦が終了して半世紀を過ぎても、21世紀に入っても未だに極めて貧しい生活環境にある。今後、 国際社会が地球規模の家族として、世界経済が地球規模の家計として発展しない限り、テロ、闘争はいつまでも続くに違いない。 WHI(ホワイハウ研究所)ではすでにホームページで、またセミナーで今後の個人、世界の方向性について議論を進めているが、 特に世界経済についてはさらに活発な議論・検討を進めて行きたい。 (YOSHI) |
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