■参院選直前  (2001年7月24日号)

参院選直前で各党がテレビ、街頭演説で激論を交わしている。現状の政治の世界では仕方がない のかもしれないが、どうも他党の批判が多く、「我が党が優れている」、「先にこの政策を 掲げたのは我が党である」、「昨年言っていたことと違う」とか、どちらでも良いことに 押し問答が続く。確かに選挙に選ばれての政治家であり、多数派であってこその政党かも知れないが、 議論を聞いていて虚しい。もちろんすべての政治家の姿がそうだとは言うつもりはない。

本質は国民であり、将来の日本であり、自分が或いは自党が犠牲になっても国民のために 今必要なことを訴え続け、自ら率先して行動するという姿勢を示せないものかと思う。政治家に 期待するというより、国民運動として、或いは企業活動の一環として政治を動かすグループが 出現しなければ、政治は変らないのかも知れない。政治家が政治を変えるのではなく、政治以外の 世界が政治を変える必要があるのかもしれない。偉い先生方だから、また安全、情報管理上仕方が ないのかもしれないが、料亭で会合とか、大きな専用車での送迎など、まだまだ庶民の感覚から するとかけ離れていると思う。軽四で登院し、質素な生活を貫く大臣がいても良いと思うのだが。

日本人は自分が犠牲になっても、人のために黙って尽くす姿勢が好きなはずなのに、そんな 考え方は時代遅れなのだろうか? 必要な時は本質を語るが、誰よりも真剣に行動する、 そんなひた向きに努力する人物が国をリードせずに、その国が本当の意味で発展するとは思えない。 小泉人気もそのあたりにあるように思える。そして忘れてはならないことは、本物の政治家を 選ぶことができる、本質を見極めることのできる国民でなければ政治家のレベルは必然的に 下がるということである。政府、政治家に頼るのではなく、自ら政治に関心を示し、勉強して、 政府、政治家の言動を見極める必要もあろう。

(YOSHI)



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