■FOCUS休刊 (2001年7月4日号)

20年に及んだ週間写真誌FOUCUSが休刊に追い込まれる。創刊当時、写真を通して政界、芸能界などのスキャンダラスなスクープを大衆に 伝える斬新さに人気を呼んだ。一時200万部にまで発行部数がのぼり一世を風靡したが、最近では40万部台に落ち込み、この種の写真 週刊誌に対する社会的評価の低下による広告収入減、長期張込みに必要な経費増が休刊の原因のようだ。確かに不正を鋭くあばく側面も 有した週刊誌ではあったが、結局は社会から受け入れられなかったということなのかも知れない。

この種の週刊写真誌が流行っていたことを、個人的にはずっと以前から苦々しく感じていた。しかしながら、買い手がいる以上仕方なしと 半ばあきらめていたのだが、日本人も表層的な個人のスクープにもはや踊らされることがなくなってきたのかもしれない。或いは、他人の スクープなど無関心になってしまったのかも知れない。

いずれにせよ、時代の転換点を感じる。いよいよ本物を求める時代が到来している。

(YOSHI)



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