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自己主張 (2004/4/29)


日本社会には『出る杭は打たれる』の言葉どおり、自分だけが目立つ自己主張に抵抗感がある。 このこと自体は日本人の美徳として大いに評価されるべきことで、時代が進んでも大切に 残しておきたいと感ずる。しかしながら、誰も意見を積極的に言わない、さらには そもそも自分の意見を考えない、全体の意見に従うだけというマイナス要素があることも 見逃せない。

このような日本社会の特徴を逆手にとって、会社などの会議で自分の意見を強く主張すれば、 いわゆる声の大きさが大きければ、反対意見がでずにそのままその意見が通ってしまうことが ある。そして、陰で不満を述べたり、文句を言ったり、決定された意見に表面的には従って いるようで、実際は心が伴っていない場合も多い。

自分の意見を持つということは、自分で考えることが必要となり、発言に責任が伴うことであり、 安易に他人の意見に無責任に従うことより積極性が必要になる。1980年代後半のバブルの ころは、経済的繁栄に後押しされて、表面的には華やかで勢いある日本社会であったが、バブル 崩壊以降はどうも冴えないし、将来が見えてこない。そのような中で、政府が悪い、会社が悪い という他力本願の意見も出尽くして、もはやそのような意見には空しい響きすら感ずる。 責任ある自分の意見を持つべきではないか。

- Paris Paris -



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