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●出張見聞記(4) ドイツ編 「車の運転」 (2004/4/18) 現地での交通手段としてレンタカーを使った。当然日本とは逆の左ハンドル、右側通行の運転である。 最初は、右側、右側と意識をしながら車を走らせないとつい逆側を走ってしまいそうになる。特に 左折の時には、左車線に入ってしまわないように意識をしっかり保たなくてはならない。ギアの位置、 方向指示器、ルームミラーの位置が運転手から見て日本と逆についていることも時々戸惑う。 すべてが左右逆と言うこと以外は運転がしやすい国だと思う。この国の運転のマナーは私の知って いる限り、どこよりもよく、規則をきちんと守る。特に優先と非優先は厳格に守る。強引に曲がって きたり、入って来たりすることはまずない。聞くところによると、優先・非優先の違反は非優先側が 全面的に責任を負わなければならないようだ。 交通ルールにも2面性があると思う。「しなくてはならない」とか「は禁止」とりう決められたルールと、 譲り合いのように人情を取り入れたものである。これらは、縦の関係と横の関係とでも言えようか。 このうち、ドイツのシステムは縦の関係を重視したルールがメインだと思う。徹底的に理詰めに 作られている。一方、日本では、ルールだけを主張するのではなく譲り合うという情も取り入れる ことが基本だ。 この辺がわかってくると運転も安心感が出て来る。ドイツは優先か非優先かが絶対だ。優先の時には、 相手は出てこないと、臆さず通過するし、非優先の時にはじっと待ち、非優先に徹する。慣れない うちは、癖で、車が出ようとしているのを見ると、徐行してしまうが、それは逆に後ろの車に予期 しない行動になるようだ。国民性もきっとそのようだろうと思う。どちらが良いかは一概には言えず、 その国の国民性を考慮しないといけないのだと思う。 自分の感情をコントロールし徹底的にルール厳守でいける国民性地域性であれば、ドイツのように 縦のルールに重点をおいたシステムが安心して運転できる方法だと思う。しかし、例えば隣の イタリアは全く違う。実は少しだけイタリアでも車を運転したことあるのだが、街中はどこにルールが あるのだろうと思うぐらいローカルルールが強く、青信号といえども、注意して通過しないと危険で ある。そんな状況を結構うまく使いこなしていけるのも一つの国民性なのかもしれない。交通ルールや マナーはその土地に住む人の性格をよく反映していると思う。 (wa) |
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