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●出張見聞記(4) ドイツ編 「レストランにて(1)」 (2004/4/11) 日本では食事のとき「いただきます」と言って食べる。食べるものの姿勢を見せている。ドイツでは、「おいしくいただいてください」と言う。自分ではなく、相手に対して気を使う。給仕係が言うだけでなく、お客さん同士も言い合う。そして、終わると給仕係は、必ず「おいしかったですか」と聞く。すると、お客さんは「おいしかった」「最高だった」「すばらしかった」と必ずほめる。多少味が濃かったり、量が多かったりなど問題があっても、そのことをそのときに指摘したのをいまだかつて見たことがない。どんな小さなレストランでも必ずそのことを聞く。まるでひとつの挨拶のようだ。 日本では、お客様は神様という位置づけが定着しているが、それが行き過ぎてお金を払う方が偉くてものを提供する方が僕(しもべ)であると勘違いしている場面がある。ドイツでこの挨拶を聞きながら、何か双方が対等の立場で向き合っていることが新鮮に感じられた。 (wa) |
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