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念ずれば花開く (2004/3/12)


HEART LAND 2004     2月号 

    念ずれば花開く

 2004年2月29日は、21世紀始めてのうるう年の日。この日、弟と呼んでいた同じ職場の方が結婚式を挙げた。世の中がコンピュータの誤作動を心配していたその日は大安。とっておきのこの日に教会の鐘の音が高らかに響いた。
 弟は私の職場にやって来るや否や、歓迎会の席で、仕事を頑張る決意の他に結婚したいと思っている意思を堂々と伝えた。「この人、本気だ。」この時、私の眼は輝き、絶対応援しようと心に決めた。それからの私のおせっかいについては割愛するが、「弟が幸せになりますように」と書いた短冊を、主人と我が家のシンボルツリー・天井まで届くベンジャミンの木につるしたりもした。3年の月日が満ちる前に、そのことを実現したんだなあ。とても感慨深いものがある。
 弟は頑張っていた。いろいろな切ない思いを通過した後のある日、私のところにやってきた。「で、どういう人がいいの?はい、10個言ってみて。」と私はペンを構え、メモをとる準備をした。そして、あっという間にあげられた理想の10項目は、1.健康 2.気が利く 3.器が広い 4.よく笑う 5.優しい 6.きれい好き 7.子ども好き 8.食べるの好き 9.明るくて陽気 10.弱い部分がある という内容だった。「今、そう思ったんだから絶対にいるんだよ。こういう人が、もうどこかにいるんだよ。出会えるのが楽しみだね。私もそうだったの。」と言うと、「ほんとっすか。」とあまり信じていない様子だったけど・・・。ほら、いた。理想通りの人が目の前に現れた。弟はすべての項目をクリアした素敵な女性とめぐり会った。知恵と勇気と愛を持って、人生のパートナーを射止めた。二人が誰かのためになれる家庭を築いていくことを、私は想像している。

結婚式を終えた今、もういらなくなったこのメモを捨てよう。おめでとう。たゆまぬ努力をし続ければ、思った通りに事は運んでいく。おもしろいように、運気が上がっていく。光が射し、ゆくべき道が見えてくる。  「念ずれば花開く」の証明を、弟もまた見せてくれた。

(ひらめきのペガサス)   







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