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低価格のリスク (2004/2/24)


食品にしても、工業製品にしても、またサービス業務においても激しい価格競争が繰り広げられている。 品質が同じであれば、価格の低いモノを購入するのが一般的ではあるが、競争が激化すればするほど 品質や安全に懸念を抱いてしまう。

と言うのも、工学の世界では、「速い自動車」を製作することと、「安全な自動車」を製作することでは、 「安全な自動車」を製作することのほうがはるかに困難と言われているからである。

独占市場においては、不当な価格のつり上げがあったり、独占体質故の怠慢さがあったりするため、 それはそれで問題ではあるが、低価格を志向する場合にはリスクが伴うことを忘れてはならないと思う。 低価格商品の素材そのもののリスク、余裕無くギリギリの利益で仕事をする人間のリスクが高まるから である。

無駄なコストを省いたための低価格であれば消費者として歓迎ではあるが、必要なコストを省いたための 低価格であれば、それ故に発生するリスク(心身に及ぶ危険、或いは危険によって発生する経済的損失) まで含めて判断する慎重さが必要と思う。

(YOSHI)



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