記事


相手中心(4) ていねいに (2004/1/29)


西日本JRバスで徳島に行くことがあった。運転手のアナウンスで、「目的地まで安全に、 ていねいに運転してまいります」とあったが、私はこの「ていねい」という言葉が好きだ。

「安全」という言葉はどちらかと言えば、客観的に見て危険が少ない状況を表わすと感ずる。 ところが仮に「安全」であっても、それだけでは必ずしも人は納得しない場合がある。 「安全」に対して、より主観的な言葉である「安心」を求めるからである。

「安心」は心が安しであり、「心」にウエイトをおいた表現であると感ずる。この主観的な 「安心」に影響を与えるのは、客観的な「安全」だけでなく、主観に訴える「ていねい」で あるように思える。

「安全に運転する」と表現するより、「安全に、ていねいに運転する」と表現したほうが、 乗客は「安心」するだろう。

(YOSHI)





 Copyright(c) 2001 WHY-HOW Institute. All rights reserved.