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●報道の客観性 (2004/1/21) イラクの人道復興支援のための自衛隊派遣のニュースが連日流れている。自衛隊の派遣 そのものについてはそれぞれの価値観があるため、賛成・反対、或いは賛成であっても その時期を巡って議論を繰り返すことは大切であろう。 ところが一部テレビ局の報道を聞いていると、議論の客観性の低さに驚いて しまうことがしばしばある。確かにイラクという緊張が続く国での出来事であるため、 情報源が限られていることは理解できる。しかしながら、現地の人々の自衛隊派遣に ついての意見として、街角を歩いているわずか2〜3人のインタビュー結果に基づいて、 「このように、一般民衆が必要としていることと、日本政府が掲げる自衛隊の派遣の 目的には大きな隔たりがあります」と、自衛隊派遣について否定的見解を平気で言って のけるアナウンサーには唖然としてしまう。2〜3人のインタビューが一般民衆の 意見を代表しているのか不明だし、仮に一般民衆の意見を代表していても、その意見を そのまま反映することが、本当に今のイラクの復興にとって最優先すべきことかどうか わからないはずである。アナウンサーは学歴の高い、優秀な人材が揃っているのに、 このような客観性の無い、或いは論理性の無い意見がしばしば見られるのは不思議で ならない。 テレビ番組でいわゆる「やらせ」が時々発覚し、テレビ局が謝罪するような場面が あるが、「やらせ」も自分達の都合の良いように番組を構成しているわけで、前述の 報道と大差がないように思える。テレビ視聴者が納得できる、客観性に基づいた すぐれた報道を聞かせて頂くことを願っている。 (YOSHI) |
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