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前方ヨシ! (2004/1/8)


鉄道、バスで運転手の不祥事が相次ぐ中、JR西日本でさわやかな場面に出会いました。 おそらく社会からの信頼回復のための取り組みと思われますが、運転席に座る運転手、 そして車掌の指差し呼称(ゆびさしこしょう)の大きな声が響き渡っていました。

前方ヨシ!、信号ヨシ!、○○時○○分○○駅通過ヨシ!、○○時○○分○○駅 出発ヨシ!、と、危険発生につながる可能性がある要所要所で姿勢を正し、そこを 見つめながら、腕を伸ばして、指で差し示すわけです。

そんなに一々確認しなくてもとか、指を差し示さなくてもとか、大きな声を出さなく てもと思われがちではあります。しかしながら、人間はどれだけ注意しているつもりでも、 或いはわかっているつもりでもミスをする存在なので、事故が起きてから後悔するより、 事故が起きる前の心構えと行動が大切と感じました。まして信頼を失った立場にあれば、 普段以上に気合が入った指差し呼称によって、よく頑張っているなと安心感を顧客に 与えると思うのです。

指差し呼称に真剣に取組む姿を通じて、結局、指差し呼称は 「自分に対する謙虚さ」 の 現われであることを教えられました。私たちは日常生活においてあることに慣れて しまえば、いい加減にしたり、あいまいにしたりすることがよくありますが、基本に 立ち返って謙虚に物事に臨みたいと思いました。

(YOSHI)





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